タスポはどこへ行く
愛煙家には厳しい話だが、またたばこ増税の話が持ち上がってきた。さすがに一箱1000円という話ではなく、1本に対し2円から3円というお馴染みの数字である。
タスポ(TASPO)の全国導入から半年、テレビでも導入と制度啓蒙コマーシャルの流れる回数は少なくなり、身近で話題にのぼることもなくなった。ではこの制度は円滑に運用されているのだろうか。
近隣のたばこ小売店の店主に話を聞くと、店頭販売機の売り上げは制度導入前の1割に満たないとの答えが返ってきた。昔ながらの手売り対応で、それが面倒なお客はコンビニでタバコを購入しているという。導入当初からコンビニでタスポ提示の必要がないという不備は指摘されていたが、購買層は結果的にその不備を利用していることになる。未成年者に販売しないというお題目はある程度の成功を見せているのだろうが、たばこ産業全体の視野で判断すると、自分で自分の首を絞める制度だと判断せざるを得ない。
副流煙の被害や吸殻の投げ捨てによる環境被害は無視できない。結局は愛煙家のマナーに戻る話だが、公共施設での禁煙や喫煙室への「隔離」は、正直気分の良いものではないだろう。たばこ税という、人よりも多い税金を国に納めているのにこの仕打ちは何だと、文句を言いたくなる気持ちも理解できる。それに対して、煙という害を散らしているのだから当然だという反論もある。正解の出ない論議ほど不毛なものはない。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000000-tsuka-soci
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