■煩雑な発行手続き/コンビニには特需
たばこを自動販売機で買うとき、成人かどうか確認するカード「タスポ」の導入開始から1年以上が経過した。タスポがなければ、大半の自販機でたばこを買うことはできないが、喫煙者への普及率はいまだ33・7%。未成年者の喫煙防止のために導入されたが、年齢をごまかしてコンビニなどで購入するケースが増えるなど効果はイマイチ。導入を喜んでいるのは“特需”で売り上げを伸ばすコンビニ業界だけだ。タスポはなぜ失敗したのか。(長島雅子)
▼協会は強気
タスポは昨年3月、鹿児島と宮崎で試験的に運用が開始され、7月までに全国導入が完了した。
日本たばこ協会(TIOJ)は、全国約7700カ所のたばこ店などに申し込みを受け付けるタスポステーションを設置。4月からは東京・新宿に即日発行するサービスセンターを新設するなど普及に必死だ。
TIOJによると、国内の推定喫煙者数は約2680万人。タスポの発行枚数は904万4479枚(4月18日現在)で普及率は約33・7%。ただ、TIOJは「自販機を常時利用している約970万人でみれば93・2%に普及しており、1年目としては満足のいく数字だ」と強気の構え。
タスポをめぐるトラブルは今年4月までに112件発生。このうち、販売機にカードをつり下げ、誰でも買えるようにしていたケースが85件を占めた。
▼小売店苦境
未成年者にたばこを売り、警察に摘発されるケースも相次いでいる。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090426-00000058-san-soci
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