先月訪れた台湾でのこと。小さいが味は文句なしと評判の北京料理店に行った。通りからガラス越しに見える調理室で、主人が鶏をさばいていた。その手際がなんとも見事で、これなら味も間違いなかろうと期待して店内に入った。
ところが、その主人がちょくちょく姿を消す。どこへ行くのかと注意していると、店外に出て一服しているのである。聞けば、台湾では今年1月から、法令で3人以上が集まる場所での喫煙が禁止されたのだという。
この禁令が徹底していて、タクシーはすべて禁煙車、ホテルは自室でさえ喫煙はNG。日本ではせいぜい、禁煙ルームが用意されている程度だから、嫌煙派の私には国内にいる以上に快適な滞在になった。
帰国して、「日本の現状は」と思いつくまま調べてみた。例えば公共交通機関。JR西日本では7月から関西の主要204駅が全面禁煙になったが、関西の大手私鉄5社はまだ分煙レベル。朝夕のラッシュ時のみ全面禁煙という駅が多い。東京では当たり前の禁煙タクシーに乗ろうと思えば、何台もやり過ごさなければならない。
全国に約3万6000ある公立小中学校で、敷地内を全面禁煙にしているのは66%。100%実施という都道府県は秋田、茨城、静岡、福井、滋賀、和歌山の6県にすぎない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091022-00000025-san-soci
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