ニコチンを摂取し続けると、ニコチンの受容体が減り、ニコチンを外部から摂取しないと神経伝達が低下した状態となるのです。これがニコチン離脱症状であり、自覚的にはニコチンへの渇望が生じるのです。喫煙に対して依存性を示す者は、「喫煙でリラックスできる」と表現しますが、実際は離脱症状を喫煙によって一時的に緩和しているに過ぎないのです。
また、ニコチンを過剰摂取した場合には、嘔吐、下痢などの末梢神経症状や、妄想、幻覚および錯乱などの中枢神経症状を呈することもあり、場合によっては死亡することもあるのです。
喫煙依存症は、精神医学において依存症の一種であると認められており、WHOによる疾病の分類基準である国際疾病分類第10版(ICD-10)にも「F17.2 タバコ使用<喫煙>による精神および行動の障害 依存症候群」として分類されています。
日本においても、中央社会保険医療協議会により、正式な疾患と認められ、2006年4月からニコチン依存症患者の病院での禁煙治療が健康保険制度の適用となりました。これによって禁煙治療における患者負担額が大幅に軽減される事となり、禁煙外来などが新設されるケースもあります。
喫煙開始年齢が低いほど依存を形成しやすい傾向があると言われており、喫煙開始年齢が低いほど健康に与える影響や後年の発癌率も高いことが知られて、未成年の喫煙防止が大変重要となっています。
タスポの導入は、この未成年の喫煙防止を主目的に作られたシステムです。
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