たばこ会社が、長年にわたりニコチンには嗜癖性がないと主張していたにもかかわらず、実は内部研究によってニコチンの嗜癖性を把握していたことを証明する内部文書が1995年に曝露されています。
米国のたばこ会社B&W社(現在のBAT社の前身)の、たばこ成分研究に関する1962年から1984年の22年にわたる内部文書が、カリフォルニア大学医学部の5名の研究チームによって暴露されました。それによると、同社は、世界中でこれほど多くの喫煙者が喫煙し続ける理由を研究する中で、ニコチンに注目していたのです。その結果、ニコチンこそが喫煙者に喫煙させ続ける中核因子であると知っていました。当然、同社の内部文書には、ニコチンに嗜癖性があると明確に述べられており、同社は嗜癖性に力を入れて研究したが、味わいや香りについて研究した形跡は認められなかったという。
B&W社はニコチンの嗜癖性を知っていたにもかかわらず、そのはるか後の1994年、同社を含む7大タバコ会社の最高責任者たちが、「ニコチンに嗜癖性はない」と主張していた。
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