■出店攻勢やタスポ効果が後押し
コンビニエンスストアの平成20年上期(1~6月)の売上高が、百貨店の上期売上高を初めて上回った。商品や顧客などが異なるとはいえ、“小売りの雄”だった百貨店を後発のコンビニが売り上げ規模で逆転したことは、日本の消費形態の変化を象徴している。(経済本部 田村龍彦)
日本百貨店協会がまとめた上期の全国百貨店売上高は、前年同期比2・7%減の3兆6171億円で、平成元年以来の低水準だった。一方、日本フランチャイズチェーン協会(JFA)に加盟するコンビニ11社の上期の店舗売上高(全店ベース)は、前年同期と比べて3・2%増の3兆6559億円と過去最高を記録した。これにより、わずか388億円の差だが、コンビニが売上高で初めて百貨店を上回った。
コンビニの売り上げを押し上げたのは出店攻勢だ。日本のコンビニの歴史を作ったセブン-イレブンの1号店が東京都江東区に出店したのは昭和49年。今では他チェーンも含め、店舗数は4万1367店になった。
また、今年はたばこ自販機用成人識別カード「taspo(タスポ)」効果も大きい。タスポを持たない人が自販機を敬遠してコンビニで購入するケースが相次ぎ、6月にはたばこなど非食品の売上高が前年同月比22・4%増となった。ローソンでは「たばこと一緒に飲み物やおにぎりを買うなど、“ついで買い”にもつながっている」と話す。
ただ、他業態との競合などで、既存店売上高は平成19年まで8年連続の前年割れ。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080806-00000083-san-soci
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